※CoCシナリオ「幾重なりしモノ」のネタバレが含まれます。
通過済、読了済の方向けとなっていますので、それ以外の方はブラウザバックをオススメ致します。シナリオ構想のメモ、旧トレーラーや小ネタ等が書いてあります。シナリオの準備をする際に悩んだり、NPCのロールに迷ったりした際に参考になるかもしれません。あくまで参考用なので、回す際には、卓の皆様が楽しく遊べるように調節していただければ幸いです。
↓
◆シナリオ構想
今回は今まで書いたシナリオの中でも、特にギミック重視のシナリオを書きました。改めて見ると没になった案が結構ありますね。
元々最後の部分はどう終息させるかあまり考えていなかったのですが、「よくよく考えればウソのツアーに乗せられているので、探索者達は最悪帰れない状況になってしまうのでは……?」と気付いてしまったので、門の創造や魔術師の技術によって帰宅できるよう整えてみました。神殿が変形するのも素敵ですね。
今回の見出し画像はテストプレイ1陣の際に、お部屋の画像として作成したものです。タイトル文字を除いて、全ていらすとやの素材で作成したものです。本当に素晴らしいです、いらすとやさん。
急いでシナリオを仕上げたので、お部屋のデザインが間に合わず、素材に甘やかせて頂きました。多方面に感謝いたします。こちらは配布しているものではないので、見出し画像をダウンロードした上での使用はご遠慮ください。
元のトレーラーがこちらとなります。ロゴも現在のと大きく異なっていたり名残があったりなんだり。画像はPixabayよりお借りしております。 推奨技能が提示されていた頃です。公開できるまでにシナリオを整えた際には、ほぼPLさんの提案次第でどうにでもなることに気付いたので、公開するにあたって推奨技能を消しました。
公開前の旧トレーラーですが、募集などに使用する場合はどうぞお使いくださいませ。
元々舞台は日本の山奥にしようかと思ったのですが、偶然見かけたアステカ神話の「世界は4度創られた(超要約)」というものに感化され舞台を急遽メキシコに舞台を変更、神格にも程よく絡めることもできる! と思いつきこのような形になりました。 執筆中、アステカ神話や量子力学を「我ながら賢くなったのでは?」と錯覚してしまう位には調べていました。実際どうかはさておき、どちらも非常に面白いものだったので、興味が湧いた方は是非調べてみて下さい。
執筆する時、某ロボット変形映画と某インディアン映画を見ながら書いていたのもあり所々反映されたような気がしました。神殿の変形やトロッコの部分とか……。
基本的には、神殿ロボが発進した際には家に帰ってもらうのですが、世界旅行などは全然してもらって構いません。神殿ロボを使った世界一周……元々シュブニグラスを呼び出す媒体が飛び回っているので、PC達が止めたとはいえ想像すると結構悍ましいですね。最後はKPさんの裁量にお任せいたします。
今回威厳ある神格を描きたかったのもあり、中でも特に汎用性が高すぎるニャルラトホテプがただの気紛れ要員にならないよう、何度もマレウス・モンストルムを読み返していたのはいい思い出です。 このシナリオではメッセンジャーらしく、邪神らしくシナリオに織り込めていたらなと思います。探索者が試練を失敗すればするほど、別の世界線での探索者は生贄として命を落とし、シュブ二グラスが復活し地球が滅茶苦茶になってしまうので、平行世界にスライドしたこと自体探索者にとって良かったのかどうかはイマイチわかりません。本当にそうだったかも、探索者には知る由もありません。試練の失敗によって、死んだ事実は変わらないので、苦手な方はいるかもしれません。
余談ですが、共通のアルファベットのところ、大半の方がJ◯YSOUNDに空見したと言っておりめちゃくちゃに笑いました。私もそう思う。
◆参考文献
・パラレルワールド わかりにくいとお聞きしたので、以下参考にしたものをお貼りいたします。
「多世界解釈」 https://xseek-qm.net/MWI.html 「エヴェレットの多世界解釈の利点と問題点」
◆参考BGM
Gutsの「Give Up Your Guns」やKurupの「Joeira」のような曲を聞きながら書いていたりBGMをチョイスしていたりしました。良い曲ですので是非聞いてみてください。
Comments